今年も日本馬が凱旋門賞に挑戦します。

あなたは、「凱旋門賞」という言葉を聞いたことがありますか?

 

こんにちは、うま博士(見習い)です。

 

 

凱旋門賞とは、芝の中距離で行われる世界最高峰の非常に有名なレースの一つです。

特に、日本のホースマン(競馬関係者)にとっては、一番の憧れのレースと言っても過言ではありません。

10年前にディープインパクトが、3年前・4年前にオルフェーヴルが挑戦して、大きな話題となったので、あなたも凱旋門賞という言葉を、聞いたことがあるかも知れませんね。

 

僕が、競馬を観戦するようになってから27年、凱旋門賞を身近にしてくれたのが、17年前の1999年に当時ラジオで観戦した、エルコンドルパサーでした。

その挑戦は、残念ながら半馬身差の2着という結果でしたが、3着以下は遥か後方のマッチレースで、現地のメディアが「チャンピオンが2頭いた!」と評する誇り高き戦いだったのです。

(それ以前の日本馬の挑戦は、10年以上前で延べ3頭しかなく、着順も二桁と全く振るいませんでした。)

 

僕の個人的な意見なのですが、その後の挑戦した馬で、この馬ぐらい、本気で凱旋門賞を狙いに行った馬はいないのでは?と思っています。

一般的に日本馬が凱旋門賞に挑む場合、前哨戦を一度戦ってから挑戦するか、直接ぶっつけ本番で挑戦するかのどちらかの場合がほとんどです。

 

しかし、エルコンドルパサーは春4月にフランスに渡り、半年にも及ぶ長い挑戦を繰り広げたのです。

そして、初夏のGⅠ サンクルー大賞で前年の全欧年度代表馬や前年の凱旋門賞覇者などの全欧の一線級を相手を負かして、優勝したのです。

このニュースを聞いた時、「すげぇー!!」と固まったのを憶えています。

 

僕は、現在日本馬のレベルが各段に上がったにも関わらず、あと一歩で勝利を手に出来ないという現実を見た時、ここに勝利へのヒントが隠されているような気がしてならないのです。

 

今年も日本馬が挑戦します。是非頑張って頂きたいと思います!