馬7騎手3

・・・って何ですか?

 

 

あなたは、強い馬とか上手な騎手とか聞いたことがありますか?

ディープインパクトやオルフェーヴル、武豊とか耳にしたことがありませんか?

もう少し詳しいところでは、なんか、外国ジョッキーが上手いらしいとか・・・。

 

 

こんにちは、うま博士(見習い)です。

 

僕は、小学校まで、足は全然速くありませんでした。いや、むしろ遅かったです。

運動会で好きなのは何?と親戚のおばさんに聞かれた時に、真顔で「ダンス!」と答えて、笑いを誘っていたそうです・笑。

(当時は、EXILEみたいなグループとかはなく、完全にダンス≒女子みたいな感じでした。)

 

中学時代に、足の速い同級生に、どうしたらそんなに速く走れるの?と聞いたことがあります。

そしたら、その同級生は、

「腕を思いっきり振って、太ももを高く上げれば、今よりも速く走れるよ!」

と教えてくれました。

 

実際、言われた通りに走ると、「まじキタコレ!」!!

なんかもう、毎日が追い風参考記録みたいな・笑。

いつも、相手にならなかった、近所の幼馴染といい勝負になり、二人とも真顔で驚いてました。

 

 

そして、その同級生のアドバイスに忠実に従い、腕を思いっきり振りまくり、太ももを上げまくった結果、高校の体育祭の時にリレーに出場するまでに成長できたのです!

まさに、「あの一言が人生を変えた!」ってやつですね。

高校の時にリレーですよリレー。小学生時代の僕からしたら夢ですよホントに。

当然、モテまくりですよ!モテ期到来ですよ!

(本商品の効果は個人差があり、本記事が効果・効能を保証するものではございません。)

 

それはもう、黄色い声があちこちから・・・。

「あらっ、〇〇さんの息子さんリレーに出てはるわ!」

「ほんと、凄いわね~。」

「ん?あれ?なんか様子がヘンです・・・。」

はい、友人のお母さん達のお声ですね。

男子校ですから。男子校ですから。男子校ですから。

(ここ重要なので、三回復唱しておきました。個人差がありますから、、、泣)

 

 

話が大きくそれました、しかもかなり大きく。

 

400メートル走の時、最初から飛ばし、脚が上がってしまい、

「台風の向かい風の中で街を歩く人」みたいになってしまったことがあります。

逆に、最初に流しすぎて、最後思いっきりスピードアップしたけど、

思ったより追い付けずに2、3人しか抜けず、消化不良だったこともあります。

 

つまり、100%の実力を出すには、絶妙なペース配分が重要なのです。

 

 

競馬では、自馬のペースだけではなく、他の馬のペースや位置取り、

自馬の取る進路など、様々な要因が重なり合って結果に結びつくのです。

 

例えば、ペースが遅いのにずっと後ろにいたら、先頭集団の馬は楽をしているので、バテずに追い込んでも届きません。

逆に、ペースが速いのに無理に前の集団についていったら、脚が上がってしまいます。

 

他にも例えば、前の馬を左から抜くのか右から抜くのかによっても、結果は全然違ってくるのです。

左右の判断の結果、前が渋滞して抜け出せずにゴールになってしまったとか、芝の傷みが大きい進路しか空いてなかったため、最後に脚が上がってしまったとか。

逆にスムーズにのびのびと実力通りに走れたとか。

 

これらは騎手の一瞬の判断であり、まさしく騎手の実力の一つでもあるのです。

また、馬に乗って走る技術(馬と折り合うとか、真直ぐに走らせるなど)も、騎手それぞれの実力があるのです。

(馬と折り合うとは、簡単に説明すると、騎手の指示に従い人馬が一体となって走ること。)

 

当然、競馬においては、馬自身の実力が一番重要なのですが、

彼・彼女らをエスコートするパートナーも非常に重要な鍵を握っているのです。

 

その人馬の実力の比重が、7対3と昔から言われているのです。