あなたにとって、乗馬はどんなイメージがありますか?
こんにちは、うま博士(見習い)です。
僕は10年程前、北海道にいた頃に、本格的に乗馬を習い、障害をチョコット跨げる程度になったのですが、
乗馬を始めてしばらく経った頃に、凄く心を打たれたことがあります。
人は生まれてから、様々な人と出会います。
あなたも僕も、いろんな人との出会いがありました。
それらの人たちは、それぞれの個性を持っていましたね。
人であるあなたも僕も、このことは言わずと知れたことなのです。
まさに、十人十色ですね。
そしてこのことは、なんと馬も全く同じなのです!
「ん?どういうこと?」と思うかも知れません。
のんびりした馬、せっかちな馬、怖がりな馬、我関せずの馬など、馬は色々な個性を持っています。
そして人が乗ると、態度が変わったりする馬も多いのです。
また、乗る人によっても、それぞれ違う態度を取るのです。
人に例えてみると、
家で一人でくつろいでいる時は、他人を気にしない素の自分。
誰かに会うときは、よそ行きの自分。
会う人によって、当然態度も違いますよね。
また、乗り心地も違います。
背中に乗ると、柔らかい馬やごつごつした馬。走るとゴトゴトしてたり、滑らかだったりと馬によって様々なのです。
当然、柔らかくて滑らかな馬が乗り心地はいいですが、耐久力がなかったり、
逆にごつごつした馬は丈夫だったりと、本当に馬によって色々なのです。
そして、人と同じく、日によって体調や機嫌も違います。
だからもちろん、日によって乗り心地も変わってきます。
これらは、馬に無限のバリエーションがあることを、五感で感じさせてくれます。
まさに、十頭十色なのです。
僕は、バイク(単車)が大好きですし、車にも乗りますが、この様なバリエーションには程遠いと言わざるを得ません。
バイクにも一体感はありますが、残念ながら、命と命の一体感には到底及ばないと僕は思います。
人には個性があります。そして、馬にも個性があるのです。
十人十頭、百の色。